生産者情報
何たるコスパ!古臭いなんて言わせない!!ここが日本ワインを広める一丁目一番地!
知れば知るほど、素晴らしいワイナリーです。元は地元の農協を母体とした組織です。海外のドメーヌのかぶれ人が聞くと、「契約栽培や協同組合なんて」と否定されるかもしれませんが、 いやいやワインの基本はブドウ畑。歴史が浅い日本ワイン界にとっといては新しいワイナリーが新規で畑を購入栽培するよりも、その土地のブドウを何十年も見てきたの人の方がよほど信頼性があります。ましてここ山形は全国トップクラスの、果実栽培のスペシャリストが集まるところ。
現場のトップで醸造責任者でもある近衛さんは、実家がリンゴ農家という境遇もあり、ブドウを供給する農家と信頼関係をもって、対等に話すことができます。時には「こういうブドウが欲しいから栽培くんねか?(←店長にはこう聞こえる山形弁)」というリクエストも。ただ相手は素晴らしい醸造用ブドウ畑と栽培技術を持った農家さん。天候不順さえなければ安定、高品質のブドウがやってきます。マスカットベーリーA ひとつ取っても、当店取り扱いの柏原ヴィンヤードと他の畑では出る香りや果実味の特徴が変わってくきます。その違いを全て把握しているのが近衛さんなのです。
また近衛さんは樽使いと熟成のスペシャリストでもあり、多くのラインナップを擁する朝日町ワインの 全てのバランスをとる人で、いわば猛獣使いのような人です。1000円台の手頃なものから3000円の値の張る赤まで、値段の価値以上に本当によく出来ています。日本の老舗ワイナリーに懐疑的な目を持っている人は、ぜひ一度飲んでください。ハズレがないどころかびっくりすると思います。
(Comments©SWLife!+Kira)
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